冬籠もり

来週からいよいよ寒くなるという

薪があれば、安心して陶房に籠もれます

薪の準備は手間だけど、薪のあたたかさは手放せません

よしっ!

薪作りで湧いてくるエネルギーも創作に繋がります

さて、明日から、また、籠もる~

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稲わら灰を作る~古畳編

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40年以上前の畳で、物置に7、8年程置いてあったものを貰いました。最近は色々な種類のものがあるようですが、こちらは、「本わら床」という、中身が全部稲わらで、混ざりもの無し。ミッチリ、圧縮されているわらが縦横と詰まっています。保管状態も良く、わらもしっかりとした良い畳です。

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予想外に沢山の灰がとれました。畳一枚に驚くほどの量のわらが入っているようです。

良いわらを選んでいるだろうし、稲わらを育てる人が居て、畳職人さんが居て、畳表のイ草を育てる人が居て、編む人が居て、畳のへりも簡素なものから美しく織ってあるものもあるし、とてもアナログな沢山の人の手と時間が掛かったものなのですよね。
畳うんぬんも深く掘り下げていくと面白そう~一枚の場所でわらの詰め方も違ってたし、日本人の緻密さ、これも日本文化。
面白く燃やせました!そして、これも、リサイクル!

全てに感謝!!

稲わら灰を作る

ようやく、燃やすことが出来ました。天候不順や色々な都合に阻まれ、一年も置くことになってしまいましたが、お陰で良く乾いており、上手に燃えてくれました。

この稲わらの灰が釉薬になります。

11月、稲藁をとっておいてもらい、乾かす場所に運び、今回は畑に干しました
雨が降るようなら、わら山同士を重ね、強風で倒れたら、しばらくそのままにして根本を乾かし、再び立て直し、雪が降ったら、埋もれた足元の雪をかいたり、良く面倒を見ながら乾かしました
毎度、ペチカメンバーの皆様、ありがとうございます!
翌年、2月にハウスの中に取り込み、風を通しながら乾かしました
後に、鳥に破られた天井の穴が大きくなり、、雨の日は藁に直接、ビニールを被せました
12月初旬、今回は軽トラ山積み、二台分を益子に運びます
田んぼで燃やせなくなったので、益子の先輩宅で燃やしました 
火を点けると、特有の黄色い煙が
様子を見ながら、藁をくべていきます
暫くすると、炎が上がってきます
まんべんなく燃えるように、丁寧にかき回しながら燃やします     
なんだか、ワクワク。。秘めたエネルギーを感じます
白く燃えてしまう前に寄せて、水をかけて、これ以上燃えないようにします
黒い灰で残さないと、わら灰釉特有の乳濁した薬になりません
完全に冷めるまで、すぐに取り込まずに一晩、置いておきます
袋に詰めて置いておいたら、火事になったという話も聞くので用心の為

1反部分の藁も灰にすると、ほんのわずか。肥料袋で25袋。
今回は、長い期間置くことになってしまったせいもあるが、乾燥時の面倒見が、かなり掛かったので、次回はおだがけにしてみようか?
根本が地面に着いて無い分、良く乾きそうだし、もしか風で飛んでも、直すのも簡単そう。竹を切り出して、おかねばな。。

釉薬として使えるようになるまでには、まだまだ、手間と時間がかかります。
このままの灰では粗くて、焼いた時に滑らかな釉調にならないので、次は、粒子を細かくする為、杵と臼で搗いていきます。