稲わら灰を作る ~田んぼで燃す編~

灰作りは、当方のやきものの要です。この灰で釉薬を作ります。

乾かす為に、ひたすら、縛る、立てるを繰り返す
2反(たん)2畝(せ)ぶんの藁
一人仕事だったので、ちと時間が掛かったが、ようやく終焉を迎えた!
手前が立て始め。下手くそでよたっとる。。背中はバリバリ・・・腰がはずれそう・・・
暫く干したら、風のない日を選んで燃やします。午後は風が出やすいので、早朝から始めます。
燃やすところの地面に落ちているわらを掻き集め、遠くに寄せておきます。
(乾いたわらが散らばる田んぼでは、燃え移ると恐ろしく早く火が走ります)
火種をつくり、その上にうまく燃えていくように積み重ねてゆきます。
白くなるなで燃やさないように気を付けて燃やします。
かなり、熱い。真っ赤に燃えるわら。油断すると。。まつげがチリチリに~
煙もくもく~不思議と。。「煙い、煙い!」と逃げる人のところに煙は行くのである。。
いい按配に燃えたものからレーキ(木の柄が燃えちゃった。。鉄のものがいいか?)やスコップで横に寄せていきます。寄せたものはそれ以上、燃えるのを防ぐ為、ジョウロやひしゃくで水をかけます。
(水をかけても完全には消しきれないので、早めに寄せます)
冷めるまで、そのまま置いておきます。完全に冷めるまでに雨が降りそうであればシートをかけておきます。(1,2日後なら大丈夫です。)
真っ黒いわら灰の山。約2反分のわら灰。軽トラ山積み6台分ぐらいか。
よーけ、燃やした。。疲れたけど、嬉しいです!
冷めたら、袋に詰めて保管。今回は肥料袋72袋。わらを干す所から詰め終わるまで20日間ぐらいか。あ~良かった。このわら灰があれば安心、安心。

稲わらの灰は出来ました!

このままでは、粒子が粗いので、次は杵と臼ですり潰した後、水樋します。